昨日の続きとして、今話題になっている #OUSD (Open USD)が、今後の国際決済のスタンダードになる可能性について考えてみた。 OUSDは、現時点でVisa、Mastercard、Stripe、Coinbase、Google、BlackRockなどを含む140社以上が参加を表明し、共同で運営しようとしているコンソーシアム型のステーブルコイン構想です。 最大の特徴は、従来のステーブルコインのように発行体だけが準備資産の運用益を得るのではなく、参加企業や銀行にも利益が還元される設計であること。 つまり、「利用者=利益享受者」という構造になるため、多くの企業や銀行にとって採用インセンティブが高い構造となっています。 もしこの仕組みが普及すれば、将来的に企業は受け取ったOUSDをそのまま次の支払いに利用できるようになり、毎回自国通貨へ交換する必要性は大きく低下するかもしれない。 一方で、各国が自国通貨建ての決済を必要とする場面では、従来どおり銀行がOUSDと法定通貨の交換を担うことも十分考えられる。 ここで一つ疑問が生まれる。 その場合、現在のブリッジ通貨( #XRP 等)の存在はどうなるのだろうか? 現時点で答えは出せないでいる状況です。 #Ripple が、当初提唱してきたXRPブリッジは、「銀行が世界中に相手国通貨を事前保有しなくても済む」という課題を解決する仕組みだった。 しかし、共通のステーブルコインが世界中で広く流通するなら、銀行はOUSDと法定通貨を交換するだけでも機能する可能性がある。 現時点では ✅ OUSDなどのステーブルコインが普及しても、それだけで他のブリッジ通貨が不要になるとは言えない。 ✅ OUSDと法定通貨の交換を銀行が十分に効率よく行えるなら、その他のブリッジ通貨が必須という前提も成り立たなくなる。 結局のところ、どちらの仕組みが主流になるかは思想ではなく 「コスト・流動性・規制・参加者の多さ」 という構造構築による市場原理によって決まるでしょう。 だから私は結論を急ぐのではなく、金融インフラがどのような経済合理性で構造構築していくのかに注視しています。

