なぜ勝率の高い取引手法が、結局より簡単にロスカットに陥るのか? 取引を始めたばかりの頃、私は勝率を過信していた。 10回の取引で8回勝てれば、4回しか勝てないのよりもずっと信頼できるように思えた。 しかし後になって気づいた。勝率は表面的なものに過ぎず、損益構造こそが生き残れるかどうかを決定するのだ。 グリッド取引、持ち越し、継続的な追加注文は、いずれも見かけ上の高い勝率を生み出す。横ばい相場では、毎回の戻りで損失を解消でき、数ヶ月にわたりほとんど損失がなく、自信も次第に高まり、ポジションサイズもどんどん拡大していく。そして市場が真のトレンド相場に転じたとき、これまで得た数十回の小さな利益が一気にすべて返上される。 私もかつて「損切りを極力しない」戦略を持っていた。アカウントの曲線は安定して見え、友人たちは私が聖杯を見つけたと思った。しかし、それは判断が正確だったのではなく、損失を常に先延ばしにしていただけだった。最終的に極端な相場に遭遇したとき、小さな損失が大きな損失に変わり、大きな損失は対処不能なポジションへと発展した。 ある戦略を評価するには、どれだけ多く勝ったかだけでなく、1回の失敗でどれだけ損するか、連続してミスを犯しても生き残れるかを考慮しなければならない。 9回勝ち、毎回1%ずつ利益を得て、10回目に30%損する。高勝率は、徐々に一発破綻へと導く。 取引は試験ではない。正解数で評価されるわけではない。 覚えておけ:勝率はあなたに賢い気分をさせるが、損益比とリスク上限こそが、あなたが市場に長く残れるかどうかを決定する。


