トランプがイランに対する新たな軍事行動を一時停止したことで、市場は一息ついた。ホルムズ海峡の緊張が緩和されれば、原油価格やインフレ期待は下がる可能性があり、米国株、半導体、BTCにかかる外部圧力も軽減される。しかし、地政リスクはあくまで一時的に市場の首元から手を離したにすぎず、来週、資金が再び株式市場に戻るかどうかを決めるのは、企業が実質的な業績データを示せるかどうかだ。 そのため、来週私が注目するのは、BTCが週末にどれだけ上下したかではなく、8月4日の終値後発表されるSpaceXとAMDの決算だ。私は$SPCXと半導体ポジションを保有している。SpaceXはStarlinkが収益とキャッシュフローを支えられるかを証明する必要があり、AMDはAIサーバー需要が実際に注文に転化しているかを示さなければならない。私はウォールストリートがAIを否定しているとは思わない。ただ、空想的な見通しに無限に資金を投じるのをやめようとしているだけだ。SpaceXのロケットストーリーは壮大だが、上場後は資本支出と収益性が問われる。AMDの成長も業界予測だけでは不十分で、AIチップの出荷量、データセンター収益、次四半期の見通しが鍵となる。今や市場は帳簿を精査し始めている。いくら使ったか、どれだけ回収したか、すべて明確に説明しなければならない。 もし米伊情勢がさらに緩和し、SpaceXとAMDがともに強力な成長と安定した見通しを示せば、先日市場で懸念されたAIハードウェア需要の鈍化は和らぐ可能性があり、半導体、メモリ、BTCも回復の機会を得るだろう。しかし、地政リスクが再び悪化するか、両社の見通しが弱ければ、市場はAIの評価をさらに圧縮するだろう。これが来週本当に注目すべき2つの軸だ。


