スペースXがまもなく大規模なIPOを開始し、巨額の資金調達が二次市場の既存資金を継続的に引き抜くため、すでに逼迫している市場の流動性がさらに悪化する。さらに先週金曜の非農業部門雇用統計が大幅に予想を上回り、新規雇用者数は17.2万人と予想の8.8万人を大きく上回り、前月・前々月の雇用データも同時に上方修正された。CMEの金利データは12月の利上げ確率を63%まで引き上げ、年内の利下げはほぼ不可能となり、短期的な流動性の改善は見込めない。 この二重の悪材料の影響で、米国株式市場は大幅な調整に入り、ナスダック指数は4%以上急落。半導体株は全線安となり、NVIDIAは単日で6%以上下落し、1日で3000億ドル以上の時価総額を失った。この状況下で、事前にポジションリスク管理を徹底することは非常に重要だ。 しかし、市場全体の悲観的な感情に流されて行動するのは避けよう。パニック状態では誤った判断をしやすい。BTCはすでに6日連続で陰線を付け、米国株の調整に連動して6万ドルラインを一時下回ったが、すぐに61,000ドル付近まで回復した。この水準には長期資金が底支えしており、そのサポート力は明確に確認できる。 今回の心理的安定は、適切なポジション分割のおかげだ。保有資産の半分をBTCに、残り半分をUSDTで保持している。価格がさらに下落して評価損が拡大する可能性に不安を感じつつも、逆に価格が大きく下落して安値で買い増しできる機会を期待している。手持ちの余剰資金があれば、その機会を活用できる。短期的な取引は控え、今後は2つのポイントだけに注目する。もし3万ドルまで下落したら少しずつ買い増しし、9万ドルを超えた段階で徐々に損益分岐点を回復し、利益確定する。その後は市場のサイクルに任せる。

