ウォーシュ、デジタル資産を「金融の構造にすでに組み込まれている」と評価、金利引き締め志向で暗号資産関連株が下落 連邦準備制度理事会(FRB)理事長候補のケビン・ウォーシュは火曜日、上院銀行委員会で、デジタル資産は「私たちの金融サービス業界の構造にすでに組み込まれている」と述べ、FRB理事長候補としての歴史上、暗号資産について最も明確な公的発言となった。この発言は、ウォーシュがトランプ大統領の金利引き下げ要請からFRBの独立性を強調したタイミングで行われた。彼は上院議員に対し、トランプ氏が金利引き下げを直接要求したことはないと述べ、このハーキッシュな立場が、暗号資産に関する発言そのものよりも市場に大きな影響を与えた。 取引中、Bitcoinは当初の約77,000ドルから約75,500ドルまで下落し、24時間で約0.6%下落した。暗号資産関連株はさらに大きく下落した。Coinbaseは5%下落、Robinhoodは3.5%下落、ステーブルコイン発行元のCircleはほぼ6%下落、Galaxy Digitalは4.5%下落した。これらの動きは、ウォーシュが率いるFRB下での金利引き下げ時期への投資家の見直しを反映している。ウォーシュは2008年の金融危機後、量的緩和(QE)や金利引き下げに反対する立場で評価を築いてきた。彼は金利引き下げへの開かれた姿勢を示しているが、政治的圧力からの独立性を強調した今回の公聴会では、近い将来の緩和期待が低下した。 ウォーシュの暗号資産に関する発言の構造的意義は、金利シグナルとは別物である。これまでにFRB理事長候補が確認公聴会の壇上で、デジタル資産を既存の金融構造の一部と認めたことはない。ウォーシュはステーブルコイン規制、銀行による暗号資産保管ガイドライン、および今後の米国CBDC政策を統括することになる。彼は就任前に、Solana、dYdX、Aave、Optimism、Polymarket、Flashnetなどの開示済み暗号資産保有資産を売却することが義務付けられており、売却後約1年間はこれらの資産に関連する事項について回避義務を負う。委員会は火曜日に投票を行わず、確認投票の日程も未定である。





