素晴らしい演説だった。メローニ首相がFDI青年組織のFenixで、移民家庭の子どもたちの学校教育について語ったところが一番の盛り上がりだった。メローニ政権が掲げる移民統合は、受け入れるだけではなく「イタリア語を身につけ、学校と社会の共通ルールを共有すること」を強く求めている。 演説では、こうした政策をメローニが若い党員たちの前で明確に支持し、学校でのニカブやブルカなど顔を覆う衣服の禁止を説明した時に、会場から拍手が起きた。 移民政策だけでなく、学校教育を通じてどこまで同化・統合を求めるのかが、今後のイタリア政治の争点だと思う。 イタリアでは現在、外国人生徒の学力や学校への適応をめぐり、イタリア語教育を強化する政策が進められている。教育相は8月、子どもの成績が振るわない外国人生徒の親に対しても、イタリア語学習を義務化する案を提案すると表明した。 家庭でも学校で学んだイタリア語を支えること、親が教師と意思疎通できることを理由に挙げた。

