
問題は金利ではなく、なぜ金利が高止まりしているかだ。 先週、私が最も注目したのは株式市場ではなく、債券市場だった。米国10年物金利は5%を超え、2007年以来の水準に達した。にもかかわらず、グローバル株式市場は過去最高値からわずか数ポイントの範囲にとどまった。つまり、現在はリスク回避というより、リスクの価格が上昇している時期だと言える。 ここでは特に石油に注目している。イラン−米国間で1日は交渉のニュースが流れ、翌日には期待が裏切られ、ブレント原油価格は再び100ドルを超えて動いている。イランがホルムズ海峡の再開を含む計画に米国が返答を送ったが、両者がどのようなステップを取るかという順序は依然として根本的な対立点だ。 私の見解では、この連鎖は単純だ。石油価格が高止まりすればインフレが高止まりし、インフレが高止まりすれば債券金利が上昇し、金利が高止まりすればドルは強さを維持し続ける。この連鎖のどこかで断絶が必要だ。 米国−中国側では、トランプ−習会談から大きな解決策は生まれず、貿易停戦はたった2か月延長されたにすぎない。 そのため、今後の展開では、$BTCやナスダックのチャートだけを見ているだけでは不十分だと考えている。私の注目ポイントはUS10Y→DXY→OIL→VIXの連鎖だ。 市場はまだ恐怖していない。私が最も気になるのは、これほど高い資金調達コストにもかかわって、どれだけさらに恐怖を先送りできるかということだ。
