
数週間前に大学の卒業研究の最終発表を終えた。大学選挙用のブロックチェーン投票システムで、Keccak256による本人確認を採用。6ヶ月の開発期間だった。 今週、BonkDAOの事例報告を読んだ。脆弱なコードは1行も存在せず、攻撃者は単に提案を通過させるのに十分なトークンを購入しただけで、2,000万ドルが流出した。 私のシステムも同じように崩壊していたはずだ。 コードはクリーンで、本人確認のハッシュ処理は正しく機能し、Checks-Effects-Interactionsパターンは至る所で適用されていた。しかし、私は経済層をモデル化していなかった。投票権を取得するコストが、その投票が支配する対象の価値を下回った場合に何が起こるかを一度も問うていなかった。 私の審査委員会もそれに気づかなかった。なぜなら、大学では誰もそこを見ないからだ。 コードが正しくても、システムが安全であるとは限らない。その間のギャップこそが、真の課題が存在する場所だ。 これから数年間、私はこの部分に集中することにした。
